世間では、介護人材不足と同様にIT人材不足が起きております。
また、2025年の崖と言われるように、そのシステムをサポートできる人材が居なくなる。や、
電子帳簿保存法や、人口減による人員不足への対処のための企業のDX化による作業効率化。による人材も減少傾向です。
当方がサラリーマン時代の先輩方も現役は引退されていて、即戦力にはならない。と申されております。
では、当方の同年同期世代はと言うと、
就職氷河期、ドットコムバブル崩壊、リーマンショックと立て続けに不況系が続き、
IT企業もブラック化。なので、同期世代は、IT以外に転職した方が多いです。実際に残っている同期同年代は少ない。
何が言いたいかというと、それなりの経験を積んだIT技術者が比率で言うとかなり少ない。
ITでは上流工程と言われる要件定義、設計ができる人材がもっと少ない状態。経験がものをいう分野なので。
要件定義とはなに?と言われれば、
ある作業をシステム化したいお客様が、IT企業に依頼する際にどういうものを作るのかを決めるところです。
ただお客さまは、ITをよく知っているわけではない。IT企業もお客様が何をどうしたいのかはよく分からない。
しっかり双方が理解し合えれば良いのですが、そうでないと
・出来上がったシステムが思っていたのと違う。
・言われた通りに作った。
という齟齬が発生します。
一番、要件定義というのが重要なんです。
そして、そんな状況が増えつつありそうなので、IT企業によっては新しいサービスが出てきています。
「IT支援伴走型サービス」
要は要件定義などもお手伝いしますし、その後のIT企業との調整もお手伝いします。
良いシステムを作っていきましょう。
というものですね。
以前から当方にて行っていたことです。ITをよく知らないお客様ほど必要ですし。
情報システム部と言っても、大企業であればあるほど情報システム部に入りたいから入社したという方はいないかと。
そういう理由から、資本金350億・従業員5000人の企業様から、資本金500万・従業員4人という企業様まで依頼があったと思っております。
またフリーランスなので、そのようなサービスの業務委託(参加要請)も来始めました。
これからこのサービスが主流になって行くんでしょうね。